先輩のこえ

「うまいもん屋 櫻」で働きだして4年になります。最初はホール担当として接客業務を行っていましたが、半年ほど前から鉄板調理を任されるようになりました。

まだ学生なので、昼間は学校に通い、5時ごろから店鋪に入ります。まず仕込みを行い、注文が入ると調理に取り掛かります。ホール担当のころから調理に興味があり、炭火調理も手伝ったりしていたので、今の仕事は楽しいです。また、最近はお酒の発注も任せてもらうようになり、次はどんなお酒を仕入れようか、と考えるのも面白いです。仕入れたお酒がよく出ると「よし、やった!」とうれしくなりますね。

やはり忙しいのは週末で、調理場に入ると仕込みと同時進行でひたすら調理です。カウンターでの調理ですので、場合によっては接客やレジをこなすこともあり、時間があっという間に過ぎていきます。宴会が重なるとさらに忙しいのですが、それだけお店が繁盛しているんだと考えて、がんばるようにしています。

以前、接客時にうっかり鍋の出汁をお客様の服にこぼしてしまったことがあります。本当に平謝りだったのですが、先輩社員の方が一生懸命フォローに回ってくれて、その場を治めてくれました。万一のときにも助けてくれるチームワークがある職場で、それもあり長く続いているのだと思います。

もともと見ず知らずの人と喋るのは苦手だったのですが、接客の仕事を通じて、初めての方にも自分から話しかけられるようになりました。これからは、調理のスピードを上げ、より段取りよく作業ができるようになって、一人前の料理人になりたいと思っています。

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